第25普通科連隊(連隊長・大橋1佐)は8月20日から29日までの「第2次連隊野営」間、夏季連隊練成訓練及び♯2射撃野営を行った。
夏季連隊野営は、ReCSの戦力化と平成20年度第2回C4I2部隊実験の資を得る目的で、長距離機動間の情報共有要領及び攻撃行動間の情報と火力の連携要領を演練し、その間、第2回基礎となる部隊の訓練検閲(情報小隊・第2中隊)を合わせて実施した。
♯2射撃野営は、各種砲弾射撃及び戦闘射撃能力の向上を図り、総合戦闘射撃の資を得る目的で行った。
8月21日から22日及び27日に実施した夏季連隊野営は、上富良野での敵Hbn部隊の解明・撃破、それに引き続く鬼志別までの長距離機動及び機動間のネットワーク構成に区分し、「情報と火力の連携による情報の戦力化」及び「長距離機動間におけるシステムの構成・維持・運営」の2点を主要演練項目とした。
20日の編成完結式で大橋連隊長は、「企図の確立と徹底」「基本基礎動作の確行」「安全管理」の3点を要望し、さらに「私の要望事項、『敵に勝て己に克て』を具現化せよ」と訓示した。訓練検閲受閲部隊の第2中隊(中隊長・濱野3佐)と情報小隊(小隊長・?砂2尉)も、受閲準備万全の態勢で臨んだ。
状況を開始した21日、情報小隊は戦闘団に先立ち偵察活動開始、連隊の情報専門部隊として、沈着冷静に機動経路及び予想敵Hbn部隊降着位置を偵察した。戦闘団主力も2コ中隊を並列し、砲迫火力の支援下、迂回・浸透により敵Hbn部隊の解明に邁進した。
一夜明けた22日、敵主陣地に対し、2コ中隊をもって攻撃を実施、激しい敵部隊の猛攻に、各隊員は「デジタル普通科連隊」の戦士として、ReCSを運用した情報と火力の連携で対抗し、敵部隊の殲滅を図った。そして目標を奪取、逆襲対処態勢が整った時点で状況を一時中止し、翌23日からは射撃野営訓練に移行した。
今回の射撃野営は、各中隊の練成射撃のほか、後期新隊員迫撃砲課程の新隊員も120ミリ重迫撃砲及び81ミリ迫撃砲実射訓練に参加した。新隊員たちは、初めて手にする砲弾を手に、緊張の色は隠せなかったが、号令命令を大きな声で復唱し、確実な動作で実施していた。
27日早朝、状況を再行し、鬼志別地域を目指して機動を開始した戦闘団は、長距離機動間ReCSによるネットワークを構成しつつ、整斉と目標地域に前進した。鬼志別地域到着後、集結地を占領し警戒態勢が完了したところで状況終了。
オホーツク海を臨む鬼志別演習場を後にした。
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